受診前 * 2歳半まで * 3才まで* 4歳まで


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受診から2歳1ヶ月

受診は結局、1歳10ヶ月の終わりになりました。
午後からの診察だったので、昼寝の時間と重なってしまったこてつは、 行きの車の中で、眠ってしまい、初診は、私が眠ったこてつを抱っこしたまま、 現在に至るまでの問診、診察に来た理由等を話して終わりました。
途中で目を覚ましたこてつは、 眠たくて、ただただ、泣いていました。

この頃、こてつはスプーンやフォークの練習中でしたが、ヨーグルトなど ゲル状のものはスプーンを使っても、固形物はどうしても手掴みで食べようと していました。
また、ヨーグルトをスプーンで食べるときも、 例えばさじの部分が裏表にな っていて、すくえなくても、直そうとせず、それで何度かすくえないと怒る。
もっと分かりやすいような、上下が逆になっている場合でも、柄の先で無理やりすくって、 すくえないから、しまいに怒り出すような状態でした。
あと「こてつくん」と呼んだ時に、片手を挙げる練習をしていましたが 10回に1回、挙げるか挙げないか・・。あまりしつこくすると、 また無視モードに突入されます。
「ポイして」と言ってゴミを渡すと、時々ゴミ箱に捨ててくれるようになりました。
何 回も「ポイ、ポイ」と手を取って練習させた結果ですが、私以外の人が「ポイして」とゴミを 渡しても無視です。
託児でこの事を話すと、託児でも教えると自分のオムツは自分で捨 てに行くようになったそうです。
2歳でテストをしました。私に対して、こてつはあれ出来るかこれ 出来るかといった問診ばかりのテストです。
結果、1歳半レベル。言語は1歳以下ということで した。



2歳1ヶ月〜3ヶ月

「早期の療育が大切」ということが、とても気になる ようになりました。
せっかく早くに気が付いたのだから、それを生かしたい。
こてつは生後2ヶ月から昼間は託児所にいます。
職場の託児所なので、子供も少なく 先生の目もよくゆき届き、こてつの事を心配してくれていました。
保母の先生も、「自分達にできる事があれば何でも言って」と言って下さっていましたが、
自閉の知識はなく、私もまだまだ何をすればいいのか分からない状態でした。
具体的な指導を欲していましたが、センターの方では「今は、愛着をしっかりとさせる のが大切」だと言われていました。
愛着? こてつは私にべったりというくらい私の事が 大好きだし、託児の保母さんも大好き。最近はお姉ちゃんの事も好きでよく甘えている・・。
これ以上の愛着っていったい???

この頃のこてつは、相変わらず、スプーンは逆さに待っても気づかない。
バイバイ、 名前を呼ばれて手を挙げるも、時々。
「頭は?」で頭をたまに触る。
進歩した事は、「パパ」が言えた。(呼ぶためでは無いのですが、 パパの背中をとんとんと叩いて、「パパ」と)
でも、それは一回だけでした。
たまに、音楽に合わせて体を動かす。
「お弁当箱の歌」のふりを、少し真似している。
ちびっこまん体操も少し踊る。
「一本橋する?」と聞くと、手を出すようになった。
着替えのときに、協力的に なった。
私が「お風呂行こう!♪お〜風呂だお風呂〜だ、さ〜入ろ〜♪(線路は続くよの音で) と歌うと、お風呂に行くようになった。
というところです。

*「パパ」と初めて言った翌日、パパとの会話
「超感動した!やっぱり僕の愛情がママより伝わりよったがや 」
「ママよりパパの方が言いやすいだけじゃ」

困った事にこの頃から、よく私や、託児の先生をツネル ようになりました。
他の人にはしないのですが、それが小さく摘むから痛い(T_T)。 「メッ」と怒ると
、「エ〜ン」と大泣き。


2歳4ヵ月〜2歳半

この三ヶ月でこてつはかなり人間に近づいてきました。
ABAの開始、心身障害児施設への週一回の通所。というのが環境的に変化のあったことですが、指差しが見られ始めて(今までは触れるものを「これ何?」って指差しするだけだった)「あれ取って」と言う離れたものを、指差しで要求するようになりました。と言ってもクレーンはバリバリ健在です。
例えば、外に遊びに行きたい時は、椅子に引っ掛けてある私の上着を指差したり、玄関まで私の手を引っ張って行って上がりかまちのところで、ドアを指差したりしています。
また、名詞を徐々に覚えてきて、「○○ちょうだい」と言うとくれるようになり、「○○は?」と聞くと指差しで教えてくれます。
風呂に入るときはズボンとオムツは自分で脱げるようになり、洗濯機に入れてくれるようになりました。(オムツを入れるのは困ったけど・・・)
靴を自分で脱ぎ、揃えます。私が「お手々ジャブジャブしよう」というと洗面所に行くようになり、「電気パチして」と言うと,スイッチの下で(届かないので)抱っこのポーズをします。「戸を閉めて・開けて」も言うことを聞いてくれるようになりました。ただし現時点ではこれら全ては私が言えば…で、他の人が言っても無視することが多いです。
姑にもこてつの状態を話し、色々と協力してもらいました。(私が働いてるので、週一回の施設への通所は姑と行っています)。
この頃のこてつは、抱っこしてほしい時は「がっこー」と要求し、本を読んでほしいとか、私に何か要求する時は、私の所まできて「ママー」と言います。(離れたところから呼んだりすることはまだできないです)・・・姑にものを頼みたいときも「ママ〜」だったので、私=ママではなく、何か要求したい=ママのようです。
スプーンはちゃんと表裏見て使うようになりましたが、食事の半分以上はまだまだ手掴みです。特に麺類はどうしても手掴み!
横目は相変わらずしてます(特にその場でくるくる回るとき、殆ど横目になってます)。
家の中で、タッタッタッターとよく走ってますがし、つま先歩き、走りともします。
託児所で、今まではおもちゃを他の子に取られても平気だったのが、この頃は取った子の顔をつねくりに行ってるそうです。
バイバイも8割くらいの確率で見られはじめました。(自主的には出来ません、バイバイと言う言葉のプロンプトが必要です)
オーム返しで「てて」「わんわん」「ばー」「じー」「くぷ(靴)」「おちゃ」「ほん」「パパ」「ふー(風船)」「ぐー(じゃんけんの)」「パー(じゃんけんの)」が言えています。
「いないいない」と言うと「ば〜」と言ってくれます。公文のカードで「いないいないばぁ」というのがありますが、こてつのお気に入り!「あっぷっぷ」と言いながら持ってきます。(いないいないばぁとあっぷっぷが描いてあるカードです)
姑の話によると、通所施設で三回目にしてお帰りの歌の時にフリマネを少し、喜んでやっていたと言うことと、帰りに先生にバイバイが出来たそうです。
そう言えば、センターの受診後Drにはじめてバイバイしたのもこの時でした。




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