+開始〜+  +2歳半〜+  +2歳9ヶ月〜+  +3歳1ヶ月〜+  +3歳4ヶ月〜+  +3歳7ヶ月〜+
+3歳10ヶ月〜+  +4歳1ヶ月〜+  +4歳4ヶ月〜+  +4歳7ヶ月〜+  +5歳1ヶ月〜+  +6歳1ヶ月〜+



*−* 7歳1ヶ月 *ー*

7歳になり、毎年恒例?となりつつある「何歳?」に対しての答えを「7歳」に修正する作業をしました。
毎朝私特製カレンダー(1枚で1月表示、こてつの行事関係をイラストなどで分かりやすくして、さらに曜日のイラストは大好きはらぺこあおむしをお借りしています)で、日にちと、曜日と、今日の用事を確認しているけど、まだカレンダーの時間的流れは理解できていないようです。「×のとなり見てよ〜」と促しているんだけどね。一緒に指さしながら確認です。
学校は1学期が終わり夏休みに入りました。この1学期で何が変わったかな〜、はさみが前より上手になったとか、自主的に描いた人の顔の目に目玉が入るようになったとか、ついでに「棒が一本あったとさ〜♪」の絵描き歌を描くようになったとか、折り紙がお手本ナシで作れるものが出来たとか、、、でもやっぱり手先の不器用さに自分でもイラつくようすが多々見られますね。
社会性という面では変化は感じられません。あいさつは促さないとできないし、そっぽ向いてるし、人への関わり方が普段知らん振りばっかりしているのに、たまに一方的に寄って行くとか。
最近こてつと一緒に散歩をしたりすると、「あ、こてつくんや」「こてつくんバイバイ」「○○学級の子や」と声をかけられるようになりました。保育園は少し遠い地区外の園に行っていたから近所にこてつの知り合いはいなくて、家に遊びに来てくれるねぇちゃんのお友達が唯一のこてつの地区内での知り合いだったのですが、最近はこてつも小学校を中心に顔を覚えてもらっているようです。声をかけてくれる子みんな明るい感じで声をかけてくれるのでこちらも気分がよくなります。可愛いね、こどもって。こてつがそれに対してにこやかに対応できないのが悲しい所です。ねぇちゃんがその分「ちゃんとお返事できんでごめんね〜」とかフォロー入れています。
:::奥田先生::::
自立登校に向けてのこの1月の取り組み結果の報告をし、さらに何を気をつけるべきか、本来どうあるべきかについてのアドバイスと具体的な指導例を教えていただきました。 その他、この1月の話をした後、こてつとは時計読みの指導を私が出来ないのでお願いしました。 (他の課題はもっとひらがながすらすら読めないと進められないものが多くなってきたそうです)
何分の指導をしていた先生から、こてつがきちんとメモリを指さしして数えられない事を指摘され、紙に描いた大きなメモリを指さしして読むことが宿題となりました。方法は何度か繰り返し実際に見せてくれました。久しぶりに具体的な宿題が出ました。


*−* 7歳2ヶ月*−*

学校は夏休みになりましたが、こてつは学童に行っているので、毎日規則正しく学校に行っていました。学童でほぼ毎日プールをするので真っ黒です。
歯科医通いも続いています。
この夏休みは旅行に行けず、「旅行行きたい」「また淡路島行こうね」「九州行きたい」と何度も言われました。
美容院では今までカットだけだったのですが、とうとうシャンプーもシャンプー台で出来るようになりました。いつもカットを始めるまでに少し時間がかかったりしていましたが、今では椅子に座ったらすぐに切れるようになりました。
::::奥田先生::::
1学期の成績表と個別指導計画、個別の教育支援計画がすべて一緒になって?1枚の報告書?になっていることに対し、2学期からの学校への働きかけについてアドバイスをしていただき、また他の学校での取り組みのお話や実際の書類を見せていただいたりしました。
宿題になっていた「紙に描いたメモリを指さして読む」は上手に出来ていて、先生から褒めていただきました。ただこちらが上手になった分、「数を数える」のが下手になってしまったりして、その使い分けの方法も指導していただき、今後は「メモリ読み」と「数を数える」を平行して行っていく事になりました。


+ + + + 7歳3ヶ月 + + + +

2学期が始まりスムーズに登校できています。
修学旅行があり、担任の先生が3日間いなかったことがありました。少し前から先生が予告をしてくれていたので、その頃から毎朝「今日はK先生おる?」と確認をするようになりました。そして先生のいなかった3日間。校門からなかなか学校に入らなかったり、ねぇちゃん&ねぇちゃんのお友達がこてつを教室まで連れて行ってくれたのですが、二人からなかなか離れられなかったりということがありました。先生が復活するとまたニコニコして学校に行っています。
また、隣市の障害者スポーツセンターで行われている教室にこてつは参加しているのですが、その教室でカヌーに乗ったりしました。私と離れ、インストラクターとしばし水上散歩。「橋の下を通る時は喜んでいたよ」と教えてもらえました(こてつからは感想とか聞けないし)。
::::奥田先生:::::
学校への働きかけの現状をお知らせし、現在の個別指導計画を見ていただきました。学校との話し合いの進め方について、親の対応と学校側の対応の双方の在り方がとても良いと褒められました。
メモリ読みは紙で作った時計の針を動かして読むという風になっています。「数を数える」は、いつも紙に●を描いたり、シールを貼ったりしたものを数えさせていたので、過去にマスターしたはずの「物を動かしながら数える」という事ができなくなっていました。そしてこれは宿題になりました。

****7歳4ヶ月****

学校では音楽会に向けての練習がはじまっています。こてつはオペレッタではかえるの役。合奏はトライアングル、鍵盤ハーモニカ、をするようです。本番は来月。どうなることやらです。
先日参観日があり行ってきました。図工の時間。どんぐりときつねの折り紙を折って、色画用紙に貼り付けるというものです。どんぐりは初めて折ったので、不器用なこてつには難しく感じたようでなかなか集中力が持続せず、こてつの為の先生ですか?というくらい先生が隣りに座り、見張ってもらっていました。
最近「○○だから△△」という文型が分かりかけてきたのか、時々会話の中で使うようになりました。
「こてつくん、いたいいたいやき、おふろ はいらん」(やき=だから:土佐弁です)みたいな感じで。

ーーーー奥田先生ーーーー
一人で遊ぶことが出来ず、人に干渉することにこだわるのは、将来大変困るということで、対処方法をご指導いただきました。
紙に描いた時計の針を動かして読む、というのは出来るようになりました。が、時計の絵のメモリを指で数えるのは、小さな時計になると苦手であり、こてつの手指の不器用さを指摘されました。
そして奥田先生になぞり書きやアクアビーズの色分け指導をしてもらい、目と指の使い方の問題点と改善の可能性について説明を受け、家でも継続的に巧緻性を高めるための練習をしていくように指導されました。
また、普段使っている鉛筆が2Bなのですが、6Bに変えたほうが良いとのアドバイスもいただきました。



****7歳5ヶ月****

音楽会も終了しました。こてつは舞台の上から逃げ出すことなく、「もうおしまいにする」とか言い出すこともなく、その場におれました。6年生のおねぇさんに台詞をリードしてもらい、ちっちゃな声で言えました。(練習のときは大きな声が出せていたそうですが)上出来です。
前回のセッション後、鉛筆を6Bに変え、それまでは鉛筆の芯を折ってしまうことも多かったのに、全く折ることがなくなりました。字もそれなりに書けはじめ、連絡帳の時間割も書いてくるまでにっ!!!(クラスの先生の工夫もあって、特別な手作り連絡帳に、黒板を写すときも一度に書かず、1教科ごと書いて下さっているようです)。こくごは学校ではひらがなの読みが一通り終わり(濁音など含め)、漢字の一〜十、月〜日など、カタカナ「ア行」の読みを現在行っているようです。さんすうは「前から何番目、後ろから何番目」「9までの足し算(指やブロックを使用して)」をしているようです。
少し早いですがクリスマスツリーを出しました。今年は飾りつけの8割をこてつがしてくれました(ですからツリーの下の方に飾りが多いです)。私は天辺のお星様と、電飾を担当しました。
ジグソーパズルを家で行っていますが、(アンパンマンの)45ピースが今は丁度いい感じです。次のステップ用に(ドラえもんの)55ピースも買ってあります。
指先のトレーニング用にディズニーのドッツピンも日々少しずつ行っています。また、前回奥田先生に指導していただいたアクアビーズの色分け、さらにアクアビーズでの作品作りも行っています。

:::::奥田先生::::
今回は数年ぶりに自宅ではなく他の場所でのセッションとなりました。自宅以外のセッションではたいてい泣いて、いい調子で出来たためしのないこてつでしたが、今回は初?普通にセッションが行えました。
時計の読みに関して、家のほうで現在は市販のドリルを行っていたのですが、メモリ読みに問題があるのだからメモリ読みも継続しなくてはいけないと指摘されました。
絵のなぞり書きを行い、こてつの悪い癖を改めて見ることになりました。いくつか書いているうちに先生の指導でその癖も改善傾向を見せるのですが、日々の積み重ねでもあるので指導していただいた直後のいい状態を保つのはなかなか困難なことです。
こてつの「●●やき△△」はマンドの場面でのことばだから、これを使えるようになったのはエライが、タクトの場面で使えるようになるには大きな大きな山があると言われました。ですから、日常生活の中で積極的に言わせる(エコーさせる)とよい、とのアドバイスもいただきました。


****7歳6ヶ月****

2学期が終了し、クリスマス、お正月がありました。
クリスマスのプレゼントにサンタさんから飛行機のラジコンをもらいましたが、大喜びで遊んだのもつかの間・・・無くしてしまっています。
お正月は、前年のお正月も泊まりに来たK一家が犬2匹を連れて泊まりに来てくれました。そして今年はT母娘も。大所帯でワイワイしていましたが、こてつは子どもたちと遊ぶのはあまり興味はなく(寄っていくのはゲームの時のみ)、犬2匹にばかりハートを鷲掴みにされていました。
ゲームというと、DSでマリオをよくしているこてつですが、死ぬ度に半泣きにになるんです。だからトーマスの幼児向けソフトを買い与えたのですが、、お気に召さないらしくめったにしてくれません。
パズルはドラえもんの55ピースが一人でできるようになりました。なので次のスッテプにミッキーの60ピースを買いました(買っただけで未実施)

::::奥田先生::::
冬休みに入ったので、2学期の成績表を見ていただきました。そして、トークンの進み具合のチェック、メモリ読みや数かぞえの家での状況のテストをしていただきました(お金を数えたり、簡単なお使いも2年生くらいには視野に入れて行きたいため)ました。
以前作成していた「ひらがなカード」を使って、ひらがなをフラッシュのような速さを目指して読ませました。こてつが絵本の文字をあまり読まず、絵ばかり見ていると私が不満を漏らしたからです。何施行か行い、集中力、反応とも褒めていただきました。
次回はひらがなカードから少しステップアップして、単語カードを作成するようにという指示が出ました。
次に「マジカルバナナ」のような遊びをしました。が、こてつはなかなか理解できず、先生に何度も何度もヒントを出してもらっていました。


****7歳7ヶ月****

3学期も順調に滑り出しました。
近郊4校の特別支援学級でのマラソン大会がありましたが、こてつくんはみごとビリ。「こてつくんがんばれ〜」の声援を受けながら歩いていました。走り続けるってことができないようです。ちょっと走っては歩き、ちょっと走っては歩きしていました。
ミッキーの60ピースパズルは取り組んでいる最中です。私たちのように周囲から固めていくのではなく、一つ一つのピースの場所を覚えてバラバラに置いていくので、マスターするのに少し時間がかかります。

:::::奥田先生:::::

3学期が始まったので指導計画を見ていただきました。そしてトークンのチェック、困ったことなどの話をしました。トークンに関しては半分失敗のようで、どういう感じに修正をしていけばよいのか具体例を挙げて説明していただきました。また、困ったことも具体的に解決方法を提示していただいたので、後は私の実行力如何だろうと思います。
作成した単語カードでのフラッシュ読みは、想像していた以上に集中してでき、合格をいただきました。次回は3語文程度の文章カードを作成するようにという指示です。
あと、「マジカルバナナ」は、前回から今回にかけてプロンプトが効果的になってきたようで、今回かなり出来てきました。もちろん、まだリズムには乗り切れませんが、やりとり自体が分かってきたような感じです。なので先生から「これは家でも遊びとして行ってみて」というふうに言っていただけました。


*****7歳8ヶ月*****

奥田先生に前回のセッションで言われた「例えば100までコインを正確に数えられるか」というのを試したところ、30台でもう怪しくなっていました。
コインを動かしながら数えるけど、手が当たって数えていないコインがずれた時に、ずれたコインを直している間に数を忘れたり、、というパターンが一番多い感じです。
マジカルバナナの方は家でも3日に1回くらいしているかな?という頻度。でもやり取りを理解した後なので結構うまくできています。ちょっとパターンを作りやすかったりもしますが。

:::::::奥田先生::::::

トークンのチェックでは、ひとまずよい感じになってきたので、急がない・無理をしないという注意と共に、もう一歩進めるように指導を受けました。
また学校との連携に関して、話し合いの時期などのアドバイスと共に、もしも担任が変わっても困らないよう親がきちんと勉強をし、任せっぱなしにせず、一緒に指導計画等を作っていく大切さをお話していただきました。
今回用に作成した文章カードの前に、まずは前回も行った単語カードをチェック。今回も集中して取り組めていました。小休憩後文章カードを試しました。すらすら読めないこてつは、予測読みの癖が出て、何度か読み直しをさせられていました。すると注意力、集中力が落ちる場面も見られました。
この状態から、家で行うときにはまだ単語カード中心で、数日に1回位の割合で文章カードを行うようにとの指導を受けました。
マジカルバナナも行いました。はじめ何を思ったかしりとりで答えを言ってたこてつですが、先生に3度ほど注意された後はマジカルバナナを行えていました。自分で考えられないときは「何?」と先生に聞く場面もありましたが、おおむね上手くでき、褒めていただきました。


******7歳9ヶ月*****

こてつもピカピカの2年生。こてつのクラスでは、6年生が2名卒業し、新しく6年生が1人転入、さらに1年生が1人入ってきました。差し引きプラマイ0の計4名で新学期のスタートです。
担任の先生は変わりませんでしたが、学童の加配の先生が変わってしまいました。その為こてつは1週間くらいは放課後学童に行きたくなくて担任の先生を手こずらせたようです。クラスのメンバーが変わっても平然としているこてつですが、やはりこてつの興味の対象というか注目しているのは大人なので、加配が変わるということはこてつにとって大きな変化であり、変化に対する弱さが出てしまった感じでした。

::::奥田先生::::

新学期になり、まずは1年生終了時の個別指導計画の評価(通知表もこれで代用いています)を見ていただきました。これからの指導計画の元になるものはまだ出来ていなかったので、今後の予定(来週指導計画をいただき、週末の懇談で煮詰めるなど)を報告しました。
今困っていることで、鉛筆かじりを相談しました。こてつの鉛筆は噛みすぎて芯が出てきてしまってるほどなので、、
これに対して「はじめての応用行動分析」の教科書を開いて、具体的な記録方法と指導方法で「こんなのが使えますよ」と指導していただきました。しかし、このお話の最後には、でも、この鉛筆を噛む行動がなくなっても他の行動が出てくるかもしれないよというコメントも頂いています。
長文エコーは非常に集中でき、これだけ集中できてるこてつくんをどれだけぶりに見たか、、とまで言っていただきました。


*******7歳10ヶ月*******

学校生活も軌道に乗っていると思います。こくごやさんすうの時間は6年生は隣の教室で補助の先生と(空き教室はいっぱいあるの)、こてつたち3人はいつもの教室で担任の先生と授業をしているようです。進度もできることもそれぞれなので、個別で先生が用意してくれた1人で出来る課題をしたり、マンツーマンで指導してもらったり、先生が上手く段取ってみんな自習勉&マンツーマン指導できるように行ってくれているようです。それ以外の授業は4人で一斉授業(図画や生活)だったり、交流クラス(体育&給食)に行ったりしています。
家では最近は幼児自転車を卒業し、上の子のお下がりのジュニア自転車に乗っています。
半年に一度の脳波検査をしました。前頭葉の特に右側(左も少し)癲癇波が出ているということでした。「これだけ活発だったら、落ち着くなんて無理よ〜」と常に動いたり関係のないことをしゃべったりしているこてつと脳波の結果を見ながら先生が笑いながら言っていました。

::::::::奥田先生::::::::

初めての場所でのセッションでした。入り口で少しぐずったものの部屋に入ってしまうといつものこてつになりました。この間約30秒ほどか。成長したものです。
学校での様子や鉛筆かじりのその後を報告し、また修正の指導をいただきました。あと、聴覚過敏があるため外出先でのトイレに困っていることを相談すると、さっそくその場で治していただけました。さすが。実はイヤーマフを使用するかしないかの瀬戸際だったので相談してよかったです。
「もっと早めに相談してくれれば良かったのに」と奥田先生。トイレの過敏への介入方法について、アフターケアについても教えていただきました。


++++++++++7歳11ヶ月++++++++++

特児の申請のため、田中ビネーをしました。結果4歳1ヶ月ということでIQは52です。なんというか、、、田中ビネーをとりはじめて数年、ずーーーっと50代をキープしています。それがこてつのペースでのゆっくりな成長なんですよね。
トイレは外出するととりあえず行かせてみています。嫌がることもありますが、「できる」ってことが分かっているので怯まず対処しています。


::::::奥田先生::::::

今回も初めての部屋。初めてのトイレにも奥田先生と行ってきました(今回は1発O.K)
現状の報告の時に、指を使って行っているたしざんの困っていることを報告しました。奥田先生にどのようにつまずいているのか報告しましたら、早速、どこがどうつまずいているのかを突きとめていただき、先に教えておくべきスキル(ターゲット行動)を教えていただきました。
また、練習中のカタカナに関してもチェックしていただきました。
今回は部屋にホワイトボードがあったので、それを使ってお使いの課題、報告、絵画などけっこう楽しく行っていました。普段絵を描きたがらないこてつが、楽しそうにリンゴを描いたり(葉っぱつき)、ぶどうを描いたりしているのがイ意外でした。



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